こんにちは、本日のご紹介はRB1 ホンダオデッセイの御紹介です、以前RA1オデッセイでもご依頼を頂きましたリピーター様です
作業内容はフリップダウンモニター、バイザーモニター2基、ヘッドレストモニター2基取り付けのとなります
まずはBピラーのカバーを外してルーフライニング内(屋根内張り)を通っている『梁』の位置を確認いたします、RB1は何台も取り付けてはいますがやはりその都度位置を確認しなければなりません
おおよその、梁の位置を確認したらフリーハンドで大体の位置を切り抜いて梁位置を再確認します、このとき多少ずれていても全く問題ありません。
実際の梁の位置を確認しながらフリップダウンモニターに付属されている取り付け金具を型紙にして位置決め致します
これでセンターがでましたね!前後バランスをとらないとモニターが不安定になってしまいます、
ただし車種によっては梁のがとんでもない位置にある車種も有りますのでその場合はまた大変な作業となります
ベース金具を梁に直接タッピングビス(ドリルビス)で打ち込みます、この時、車種やモニターの機種にもよりますが切り取ったルーフライニングやオリジナル作成した木材ベースを間に挟みこみルーフライニングと『ツライチ』にする事がほとんどなのですが、後の写真でわかると思いますが、この写真ですと少々分かりづらいのですが写真右側(車輌前後方側)に向かってゆるい『丘』形状になっている為あえてベース金具を一段下げてモニターをルーフライニングに密着させる作戦で行きます
しかしこの下段に下げることでルーフライニングの反発もありモニターとベース金具を繋げるビスをねじ込むのが非常に厄介なのです。しかも微妙にモニターがゆがむ為モニター開閉時に多少ストレスがあることがあります。
フリップダウンモニターの完成です、分かりづらいのですが左端の少し見えるオーバーヘッドエアコンコントローラースイッチに向かってライニングが盛り上がっている為ビスでかなり押し付けながら密着させています。これをしないとかなり浮いてしまい間抜けな感じになってしまいます
続いてヘッドレストモニターの施工を行います、シートバックパネルを外して配線を通しますがこの工程は非常に楽ですね、ここから先の配線を床内装に通していくのが手間が掛かります
続いてバイザーモニター作業です
バイザーの軸になる部分は車種ごとに形状が異なりますがRBは三角形状の形をしています
左のベージュの三角形は過去に取り付けたバイザーモニターで2種類のパーツが同梱されていて不使用で取って置いたパーツです、右は今回のバイザーに同梱されていたパーツです、本当は三角ベースを使いたいのですが・・・1個しか有りません(何故なんだろう・・・?)仕方ないので同梱されているので取り付けるしかありません
長方形の為どうしても純正の穴が隠しきれませんが仕方ありませんね
内側の『受けフック』は同梱パーツはしようせずにほぼ9割の確立で純正をそのまま使用しますその方が間違いがありません
Aピラー内に配線を通していきます
全てのモニターの配線がセンター部に集まったところで、純正のナビシステムを引き出す為に大バラシをします
別売りの映像出力コードを予め御用意頂いていましたのでそれを指示通りに接続します、同時にACC電源も引き出します。
映像分配器に各モニターを接続して電源線と共に処理していきます
完成です、この手のモニターを付けるお客様には必ず事前にお知らせしておりますが、この手の中華製のモニター類やドライブレコーダーなどを取り付けるとほぼ9割近くの割合で地デジ電波に干渉して常時ワンセグになってしまったり、最悪のケースはナビのGPSに干渉して自車が停まったままになってしまうことがあります、今回のお客様にも事前にお知らせしておりましたが、やはりこの現象が出ました、このお車には地デジは付いていなかったのですが、帰っている途中でお電話がありナビの自車位置が動かないとの事で、モニターを全て切ってもらうようにお願いしたところはやり切ると正常動作いたしました
お客様が各々のモニターの電源を入れなおしてみると悪さをしているのは下の写真の右のバイザーモニターです施工時からお客様と2人で気にはなっていたのですが1つだけ白っぽいのがお分かりでしょうか?電波干渉の因果関係はわかりませんが何か不具合の原因の現れなのかもしれませんね。