引き続きのご紹介はAHR20 エスティマハイブリッドの作業となります18年12月登録の前期モデルとなります
メーカーオプションナビ(MOPナビ)から社外ナビ化のご依頼です、基本的に社外ナビ化が出来ないと言われているのですが、弊社ではこの作業は実績がいくつもあり可能なのですが、前期、中期、後期、11スピーカーのパノラミックスーパーライブサウンドシステム仕様と6スピーカーのパノラミックライブサウンドシステムの種類があり
http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/estima-1-c/estima-1-c_200601.pdf
数少ない施工可能な業者さんも様々な方法を取っている様で実はどれが正解なのか?未だに模索です

事前にお客様とは何度もメールにて打ち合わせさせて頂きましたが、事前に頂いた情報ですとパノラミックライブサウンドシステムとお聞きしておりましたが作業当日実はパノラミック『スーパー』ライブサウンドシステムで有る事が発覚しました、スーパーが付くか否かにより大きく作業、お見積もり工賃も変わってきますので大きな問題となりますのでお気をつけください。


純正のフリップダウンモニターが付いており更にムーンルーフ仕様です

取り付けるナビはカロッツェリアのAVIC-RL910 8インチ画面のモデルです

フリップダウンモニターはALPINEのPXH10S-R-B

車種別のフリップダウンモニター取付金具は京都のMACH1さんhttp://www.mach-1jp.com/ の金具を使用いたします

今回8インチのモデルをつけますがカロッツェリアでは前期用の8インチパネルキットはラインナップにありません、その為当時のトヨタ純正の8インチパネルを中古でご用意した頂きました、大変レアなものでヤフオクでたまたま出品されていたようです、取付金具も付属しておりました

ドライブレコーダーはKENWOODのDRY-830と駐車監視用の電源コードCA-DR100を使用します

純正のフロントカメラ

サイドカメラ

リアカメラ(バックカメラ)が備わっております

今回この純正のF、S、Rカメラを全て生かすためにデータシステム社製のカメラアダプターをお客様にアドバイスご用意いただきました
マルチカメラスイッチャーCSW294https://www.datasystem.co.jp/products/csw294/index.html オプションのCSW001、マルチカメラ接続アダプターMCA036Thttps://www.datasystem.co.jp/products/c_adapter/01_mca.htmlの3点を組みあわせて生かします
但し前期にしか使えませんのご注意ください

今回純正のバックカメラは画質が悪い為、カロッツェリアのND-BC8Ⅱに交換いたします

フリップダウンとの接続はHDMI接続にする為ミニHDMIに変換するCD-HM110もご用意いただきました

その他に必要なのは今回のAVIC-RL910はメインの電源カプラーが別売りの為RD-N002、ステアリングリモコンを再使用する為のKJ-Y101SCもご用意

ではここからは作業開始となります、未だ模索状態と言う事もありまずは一度純正MOPナビを脱着状況判断いたします

ナビ裏にはトヨタの10P+6Pコネクターは存在しません

状況だけ確認したらバッカメラの作業から開始

純正カメラのブラケットを利用して出ずらも丁度良い感じです

カメラの配線を引き回したところでフリップダウンモニター作業へ移行

今回マッハワンさんの取り付けキットを使う予定でしたが、適合的には純正フリップダウンモニターが付いていても取付可能と言う事でしたが
写真で見る金具を外さなければ使用できない様です、ところがこの金具を外すにはルーフライニング全体を外さなければ無理の様でした・・・
そうなると大変大掛かりになる為、マッハワンさんのキットの中に含まれているALPINEの汎用金具だけを利用して、いわばワンオフ取り付けに変更となりました、マッハワンさんには申し訳ない記事となりますが今回の場合はマッハワンさんのキットは不要でALPINEで発売されている汎用金具だけあれば可能ですhttps://www.alpine.co.jp/products/accessory/kit-perfect-rv




しかし弊社過去ブログでもご紹介しておりますが、このエスティマに限りですがカロッツェリアのフリップダウンの場合は金具類一切不要で取り付け可能です 参考過去ブログ http://www.sunrise-garage.net/blog/2018/04/20-mop.php

あまり目立ちませんがモニターのコネクターの逃げ道がどう頑張っても無い為、ルーフライニングの一部に盛り上がりが出来てしまいますがお客様は妥協できる範囲だとおしゃっていただきました

続いて助手席を外して上記でご紹介したデータシステム社製のカメラアダプター3種を組み合わせて設置します
スーパーライブサウンドのアンプ、地デジチューナーも同じところに埋まっております


サウンドシステムの配線を組み替えて完了です
但しスーパーライブサウンドの場合フロントドアスピーカー、ツイーター、センタースピーカー、リアスピーカー、天井に埋め込まれているエキサイター計11個スピーカーが有りますが全てを鳴らすことは出来ませんのでお気をつけください
今回鳴らすことが出来たのは前後左右スピーカーとドアの左右ツイーター計6個となります、センタースピーカー、エキサイターは鳴りません
外部アンプなどを組みまわせてシステムアップすれば全て鳴らすことも出来ますが今回のユーザー様は特にこだわりが無いと言う事で納得されました



バックカメラ映像です

上記データシステムの『CSW294』のスイッチを押すごとにサイドカメラ、フロントカメラとも切り替わります、バック時でなくても操作により全てのカメラを切り替え映し出すことが可能です



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