こんにちは、本日のご初回はAudi A6(アウディA6) GH-4FAUKS (C6) への多数取り付けのご紹介です、リピーターのS様からのご依頼で久々に東京都昭島市へ出張取り付けにお伺いいたしました。
純正マルチシステムMMI搭載車となります
取り付けは多数となります、フォグHID、ヘッドライト純正バーナー交換、セルスターのレーダー『VA-710E』&ドライブレコーダー『CSD-500FHR』、ポータブルナビゴリラ『CN-GP755VD』、バックカメラ『CY-RC90KD』となります
まずはライト関連から開始です、バンパーの脱着から開始いたします
バンパーを取らないとヘッドライトのバーナー交換が出来ません、みんカラなどで一般ユーザーさんの記事などを見るとエアクリーナーなどを外してつける方もいるようですがむしろ大変ですし、そんなところ触りたくないです(笑)
今回はFOGへの施工もありますので尚更バンパー脱着が効率的です
フォグASSYを外して、バーナーを組み込みます
裏ぶたにホールソーで穴を開けてコーキング処理を致します
バラストの固定も可能な限りビス固定いたします
同時にヘッドライトASSYを外してバーナー交換いたします、少々見づらいですがポジション球も同時交換したのですが、まさかのキャンセラー別体式・・・これ非常に大変なんです、キャンセラーはメタルクラットと呼ばれるものでこれ自体が抵抗となり車両のコンピューターを騙す訳ですが電球の代わりみたいなものなので高温で触れない位になります、従いまして何処でも設置できるものではありません、たまたま持っていたマフラーなんかに巻く断熱シート(中央のシルバーの物体です)を巻いてヘッドライトASSY内に設置しました
ライト周り完成です
続いてバックカメラに取り掛かります
A4などの作業の経験上Audiに有りがちなのですが、構造上ナンバーを一度外さなければナンバー灯ASSYが外せない可能性が有る為作業時にナンバー封印を破る可能性が有ることを予め見積もり段階でS様にはお伝えしておりましたが、予想通りでした封印はお客様ご自身で陸運局で再封印手続きをお願いしております。
ナンバーと言うよりも欧州車に有りがちなのですが、欧州車のナンバービスと日本のナンバービスの幅が違うため調整するためのベース板のようなものが厚み1㎝位ある為これが邪魔をしてナンバー灯ASSYが外れないのです
カメラ自体はこのように取り付け完了です
カメラ線をヒンジ部を伝って室内に引き込み車両前方へ引き込みます、Audiの記事の時はいつも書くのですが、本当にAudiの内装は面倒です、普通の車の1.5倍~2倍位時間を要します
漸くカメラ線をフロントに回したら、いよいよPND(ポータブルナビ)、レーダー、ドライブレコーダーの配線作業を開始いたします
電源は過去の経験からヒューズボックスから取ります
またAudi BMW VWなど昨今輸入車はバック信号が微弱(パルス??)の為リレーを噛ませてあげないとカメラがうまく映りませんので同時に施工していきます
レーダーとドライブレコーダーはリンク可能な機種でドライブレコーダーの画像が映ります
PNDの工程は割愛いたしますが、バックカメラ画像が無事映りました
ここで全て完成と言いたいところですが、デイライトがこの時無かった為、後日改めてデイライトだけの作業でお伺いいたしました
デイライトって意外と大変なんです、エンジンをオンにした際に流れる電源を探さなければならないのですが往々にしてエンジンルームにそのような配線は意外と見つからないのです、むやみに配線の束から分岐するのも怖いですし・・・
何に使われているかわかる配線を探さなければなりません、基本的になければ室内から引き込まなければなりませんが今回ヘッドライトASSYに刺さっているカプラーからそれが見つかりました、光軸調整か何かでしょうか?詳しくわからなくてもヘッドライト内の電源ですので心配は要りません。
手を突っ込んでカプラーを一度下に引っ張り出して電源を取ります
完成です、バンパー外さないで施工出来て良かったです!