引き続きのご紹介はW204 Cクラスの作業です、東京都中野区へ出張取り付けにお伺いいたしました

内容は盛り沢山で前後コーナーセンサー、前後カメラ&専用小型モニター、フロントグリル、マスコット交換です、朝7時から開始10時間ほどの作業でした。
まずはリアからアプローチですカメラとセンサーはほぼ同時進行ですコーナーセンサーは海外製無名商品です

カメラはケンウッド製CMOS-210、フロントはCMOS-310となります

トランクリッド内張りをはずします

バックカメラを付ける『型』がありますが構造を観察したところ専用品でなければ埋め込みが難しいと判断し貼り付け固定となります。


続いてコーナーセンサーに取り掛かります
バンパーのどこに穴を開けるかをバンパーの裏側をチェックしつつ十分考えます


コーナーセンサーの施工は2台目ですがやはり緊張しますね

センサーそのものを差込配線を室内に引き込みます


バックランプから信号をもらい、バック時に電源が入るように設定します。テールランプ裏に中枢ユニットを固定します

配線を車内前方へ引き回した時点で、今度はフロントカメラ、フロントコーナーセンサーの作業に移ります
リアはバンパーを下ろさなくても作業できましたが、フロントはほぼ脱着作業となります

裏に純正で取り付けるセンサーの位置を示す印がありましたのでそれに従います

割愛しますがフロント関係の配線を室内に引き込んだら前後カメラ専用に小型モニターを設置いたします

配線類をきれいに処理していきます

今回お客様のご意向で前後センサーのスピーカーつき視覚モニター、フロントのカメラの視野切り替えスイッチはあまり見ないと言うこととでグローブBOX内に設置しました(ETCも同時取り付け)

カメラ用のモニターはこのように純正モニターの横に設置

バック画像

ここで1点重要な事項です、コーナーセンサーはHID機器と相性が悪いことがあります。
HIDが付いている車にコーナーセンサーをつけると、またはコーナーセンサーが付いている車にHIDをつけると『高周波?』がいたずらをしてコーナーセンサーが障害物がなくても誤作動で鳴りっぱなしになることがあります。
※前回のセンサー取り付け時のブログ記事http://www.sunrise-garage.net/blog/2012/08/golf.php
中枢ユニットにアルミホイルを被せることで回避できるケースもありますが、必ずしもそれで解決できるわけではありません。
これは実際に取り付けて見なければ結論が出ませんので例え解決できなくても工賃はご請求せざるを得ません。
今回のオーナー様には事前にこのリスクもお伝え済みで施工しております。
今回は特に問題なく誤作動はありませんでしたが念のためアルミホイルを被せておきました。

最後にフロントグリル、ボンネットマスコットを交換して完了です


一番初めの写真と見比べてみてください、だいぶ印象が変わりますね!

